藤田真央さんの父親である藤田全健さんは、内科医のお医者さまです。
若き天才ピアニストを生むにはどのような家庭が背景にあったのでしょうか?
- 父親である全健さんの経歴や家族構成は?
- ピアニストになるまでの費用はどれくらい?
- 常勤医師と非常勤医師の年収の違いは?
- 才能が発揮できる子に育てるには?
- 母や兄弟も音楽関係?
どうぞ、お楽しみください♪
藤田真央のお父様をご紹介!
日本の宝である、素晴らしいピアニスト藤田真央さんのお父さまがどんなお医者さまなのでしょうか。
職場を画像と共にご紹介。

藤田真央さんのお父さまは、藤田全健さん。
優しい笑顔がほっと落ち着くようなとても素敵な方ですね。
ご職業は内科医専門のお医者さまです。
「日本内科学会」「日本精神神経学会」「日本循環器科学会」に、所属されています。
とはいえ、医者の95%は1つ以上の学会に所属しているという統計がありますので、特別なことではないようです。
藤田真央の父は転勤が多い理由は?
藤田真央さんの父親である藤田全健さんは2021年現在は『柳澤病院』の非常勤務医として働いています。
藤田全健さんが転勤が多かった理由としては医者であることです。
医者というのは若いうちはなにかと学ぶことが多く、そのために沢山の場所の医局を経験させられるんですね。
若いうち(30後半~40才ぐらいまで)は大学病院の医局に入局し、その医局から○○市立病院や○○協立病院、○○赤十字病院へと辞令があるパターンが多いんです。それがオウドウです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1080222600
藤田全健さんは、真央さんが3才で山梨県に、5才で長野県へと引っ越しされています。
のちに、東京の東京医科大学第二内科に勤務後、2019年に神奈川県の松井クリニックを退職されて、また長野県で非常勤務医と転勤を繰り返しています。
非常勤医師は「時間を選べること」や「ギャランティーが良いこと(特に地方は)」です。
自身の生活スタイルに合わせてゆったりと働くことが可能なことから、職場を変える1つの大きな要因になりますね。
藤田真央さんをピアニストとして継続させていくことは、それに伴う個別のレッスン費用やコンクールなどに出るなど、それに関わる旅費等などと必要経費が多くなります。
交通の便が良い都会の「通常の勤務医」から「田舎の非常勤医」というように仕事をかえられたのはやはり、収入面が大きかったのではないでしょうか。
常勤医師と非常勤医師の年収の違いは!?

父 | 藤田全健 |
職業 | 医者:内科医 |
所属 | 日本内科学会・日本精神神経学会・日本循環器学会 |
職場 | 柳澤病院(長野県の非常勤務医として) |
過去 | 松井クリニック『熱血ドクターM』で有名(神奈川県) 東京医科大学第二内科 柳澤病院(長野県) |
非常勤医師の年収は、常勤医師とくらべ「約1.5~2倍」違います。
非常勤医師は時給がだいたい、1万~15000円(地方の方が高額です)
藤田全健さんは郊外である長野県の非常勤医師ということで、高い時給の15000円、週に40時間で勤務したと仮定すると、年収は3000万円弱になります。
やはり、一般のサラリーマンのお給料で到達するにはなかなか難しい金額になりますね。
コンクール費用やレッスン費用はどのくらい?

ピアニストを目指すっていうのは実質的にどのくらいかかるんでしょうか?
藤田真央さんがいつかは受けたいと、先生に相談したという、ヴァン・クライバーンのコンクール費用など気になりますね。
海外の音楽コンクールとはどのくらいかかるのか、それに伴う日常のレッスン費用などの例を見てみましょう。
アメリカ | ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール |
概算 | 約26.5万円くらい~ |
宿泊費 | 審査に残っている間は無料提供 |
参加費 | 約1万円 |
フランス | ロンティボー国際音楽コンクール |
概算 | 26.5万円くらい~ |
参加費 | 1万円 |
宿泊費 | ホテル代約1万5千円、ホームステイ無料 |
アンドビジョンサポート費 | 89,000~ |
パスポート(10年)申請料 | 16,000~ |
レッスン費用というのはピンきりです。
レッスンを受ける先生によるところが大きいので一概には金額はいくら、という開示はなされてないことが多いです。
有名な先生になればなるほど金額はあがりますから。
一流の先生のレッスンともなれば、それはもうかなりの高額になってきます。
(基本1レッスン毎の金額)
例としてあげるとすると、個人的に筆者が受けた音高に行くためのレッスンの中の1つで、現役の中堅の音大講師で1レッスン1時間半で9000円でした。
ソルフェージュやコールユーブンゲンのレッスン費用と、楽典も学ばないとなりません。
受験時に必須科目ですね。
後は個人レッスンを受けてる先生へのお礼や、楽譜代、発表会用のドレス代。
音大の授業料も4年間だと、平均すると1000万円くらいは必要になってきます。
学校を卒業してからピアニストとして活動していくなら、自身のコンサートのチケットを売るための人件費や宣伝費等の経費も必要。
後は部屋をどんな時間帯でもピアノを弾けるようにするために、防音にする費用など。
藤田真央さんは2019年、2020年と300万円弱の奨学金を受給しています。
このように奨学金を得るまでの道のりが大変なので、ある程度は把握しておきたいものですね。
才能を発揮できる子育てとは!?

真央さんが幼少の頃は日曜日に家族そろって郊外から東京のリトミック教室に通っていたんだとか。

家族で東京に日曜日に通うのがイベントのようで楽しかった
郊外在住ということで、東京まではそこそこの遠距離であるためにご家族総出でちょっとした旅の感覚を楽しんでいた真央さんです。
家族が全員そろって、子供のやっていることの習い事に一緒に向かうというのは、なかなか希望しても難しかったりするものですよね。
「見 守 る」
やはり子供が立派に育つには、親の子供に対する思い入れの強さと親自身が見本になれるような姿勢を持っていることが、大事だと思います。
子供に対する愛情の深さであったり、熱意であったり。
「子は親の背中を見て育つ」と言われるように、幼少の頃から、親の言葉から行動まで自然にまねていきますよね。
子供は必ず親をみて育っていますから。

藤田全健さん宅では猫を3匹飼っています。
その猫たちの名前の決め方が、当時真央さんがコンクールに勝ちたいと願いを込めてつけた「ウォン」(英語で「勝つ」の意味)
当時大ブレイクしていたNHKドラマの「あまちゃん」から母親がとったと言われる、ドラマで母親役の小泉今日子さんのキョンキョンで、「キョン」
みんなで悩んでつけたと言われる、真央さんの名前にちなんでつけた「真」からとって「シン」
このような動物の名前1つをどうするかという場面でも、家族が一体となって決める。
このような自然な温かい家庭の風景が藤田真央さんという、素晴らしいピアニストをつくりあげた1つの要因でもあるのでしょうね。
藤田全健の家族をご紹介!

お父さまがお医者さまということで、次に気になるのがお母さまのご職業。
音楽関係者なのでしょうか。
藤田真央さんのような天才ピアニストに育てあげた秘訣などあるのかとても気になりますね。
藤田真央の母親の職業は?
どうやら職業は音楽関係ではなさそうです。
というのは、ピアニストに『藤田順子さん』という同姓同名の方がいますが、まるきり関係がないんですね。
ただ、1つ考えられるのはお母さまも音楽関係に、携わったことがあるかもしれないという推測があるだけ。
あまり表舞台に出てこないことを考えると、現在は専業主婦なのかもしれませんね。
兄弟はいる?

藤田真央さんの兄弟は3歳年上のお兄さまが1人いて、「藤田理央」さんと言います。
兄である藤田理央さんのプロフィール
- 藤田真央さんより3歳年上
- 真央さんがピアノを始めたきっかけは、兄である理央さんの影響
- 真央さんと同じく「コロンビアインターナショナルスクール」に在学していた
- 2010年『日本クラシック音楽コンクール』にピアノ部門・中学校男子の部で5位入賞
兄である理央さんの過去を辿っていくと、2010年に『日本クラシック音楽コンクール』のピアノ部門にでていることから、ピアノをされていたことが分かりました。
その頃は、兄である理央さんも将来ピアニスト志望だったのかもしれません。
真央さんのインタビューより、兄である理央さんとのピアノは中学まで一緒だったと語られる場面があることから、現在はピアノはやってはおられないことが分かります。
2010年度『第20回ピアノ部門中学校男子の部』
この頃、兄の理央さんは中学3年生。
『5位入賞』ということで、かなりの実力をお持ちの方です。

2009年度の『第33回ピティナ・ピアノコンペティション』にて兄の理央さんは真央さんと一緒に「連弾」で出ておられました。
惜しくもデュオ部門の最優秀受賞者には残念ながら選ばれなかったですが、奨励賞受賞者として発表されました。
奨励賞受賞者

情報まとめ
- 藤田真央の父の年収は収入の柱が1つと想定した場合は約3000万円
- ピアニストになるまでには最低でも1000万円必要
- 母親と兄の職業は非公開
- 兄弟は3歳年上の兄で、10代のころはピアノのコンクール出場などもしていて、真央さんとも連弾でピアノ演奏の出演もあり
- 兄である理央さんは中学までピアノをやっていた
非常勤務医である藤田全健さん、そしてピアニストの藤田真央さん、これからも益々のご活躍を応援しています!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。