【動画】笹生優花のトレーニング方法がヤバい!過酷な練習法とは?

女子ゴルフ世界ランキング9位に急浮上した笹生優花(19)選手。

全米女子OPで海外メジャー初優勝の裏にはどのような努力があったのでしょうか。

フィリピンと日本の二重国籍を持つ笹生選手は、これまでどんなトレーニングを積んできた?

あの力強いスウィングはどこから?



さっそく笹生優花選手のトレーニング法を見ていきましょう!


父の正和さんのトレーニング方法8選をご紹介!【動画】

笹生優花
笹生優花

宮里藍やポーラ・クリーマーのようになりたい


8歳の時に自ら父親にプロゴルファーになりたいと言いだしてからというもの、父親の正和さんが優花さんのために考案したプログラムメニューがものすごいんです。

1日に12時間の練習をするという笹生優花さん、それに文句一つ言わず続けてきたといいます。

その成果がいまここに。

①ウエイトトレーニング(重量挙げ)

  • ウェイトリフティング60kg
  • 80kgのバーベルを担いでスクワット
  • 10kgのウエイトのベストを着てランニング
  • 両足に2kgつづの計4kgのウェイトをつけてランニングorフットワーク(スクワット)

80kgのバーベルというだけで、成人男性だって一般だったら担げない人のほうが多そうですが、これをかつげるというのはそれだけでもう普通の人ではないですね。

これまでの積み上げてきたトレーニングの成果もウエイトリフティングに繋がっているのでしょう。


父親の正和さんによると、下半身を強化するためのプログラムであることから足と腰、腹筋がしっかりと鍛えられるメニュー。


今では両足で4kgのウェイトをつけるようになった笹生さんですが、練習を始めた8歳の頃、もうすでに片足250kg(両足500kg)つけてのランニングや自転車漕ぎをしていたんです。

ゆっくりと熟成されてきたともいえる、下半身のどっしりとした安定感はブレない方向性をしっかり示してくれるようです。

②バットの素振り練習【動画】

器具がなくてもアップが出来る練習法でウェッジを使っての素振りの練習。

素振り練習の動画のまとめ
  1. 片手の素振りが効果的で、まず右手はクラブヘッドの重さを感じながら下半身でリードしていきます。
  2. 左手はクラブ全体の重さを感じながら引っ張っていきます
  3. 最後は左右の手を意識しながら振っていきます

惚れぼれするきれいなスウィングですよね。

③ランニング(インターバル走)

インターバル走とは通常のランニングを短距離にし全力疾走をする集中的トレーニング法(短距離ダッシュ)

インターバルトレーニングの効果はエクササイズの中で大量に吸う酸素が全身に送る能力を高めることにあるんです。

酸素を送る能力があがれば疲れを感じる前に、より運動量を増やすことができるからなんです。

科学的にも立証されています。

④チューブトレ⑤野球⑥ボクシング⑦自転車漕ぎ
【動画】

通常の筋トレだけではなく、ボクシングのミット打ちや野球の守備、そして自転車漕ぎと色んなトレーニングをしているんですよね。

中でもゴムチューブを使ったトレーニングは、強度がそれぞれ違うゴムを引っ張っていく体が強くなるトレーニング。

⑧メディシンボール

メディシンボールとは重いボールのこと。

その重いボールが飛距離アップのために使えていない筋力を呼び起こすんだとか。

メディシンボールで左右交互にステップしてひねるのを回数行うもの。

笹生選手は8ポンド(約3.628キロ)のメディシンボールを使っています。


スウィング解析【動画】

動画では笹生選手のスウィング解析をしています。

飛ばしの秘訣は体重の3.5倍の床反力。


一回腰がスライドして回転。

普通はスライドすると振り遅れるが、スライドしても笹生選手は遅れていないんです。


体重移動が100%のインパクトから80%戻ってまた、100%にいく。

アマチュアの人はずっと100%のままで変化はないんだそう。


笹生選手は意識してやってるわけではなく自然体でそのようになると、鍛えぬかれた身体は完全にできあっているものなんですね。

ここがプロとアマの違いなのでしょう。

強さの秘訣!【まとめ】

トレーニング方法まとめ
  • ウェイトリフティング重さ60kg
  • 足首に計4kgのおもりを足首につけてフットワーク
  • ゴムチューブで腕を鍛えたり、メディシンボールは互いに投げあう
  • 素振りのバットはウエッジでスイング
  • ランニングでインターバル
  • ボクシング(足腰とフットワークを整える練習
  • チューブトレーニング・野球・ボクシング・自転車漕ぎ・メディシンボール
  • 入念なスウィングのチェック最高2500回のスクワット
  • アプローチマネジメントを中心に指導を受ける

8歳のときに「本格的にゴルフをやりたい」と父に泣いてせがんだというプロゴルフの始まりエピソード。

8歳で子供自身の方から本格的にやりたいという言葉が出るあたりが、すでに将来プロになるであろう風格を醸していますね。

語学も10歳の時に米ツアーの参戦にむけて、通常のトレーニングにくわえ、3時間のレッスンを約3年間うけて習得したものなんだそう。


レッスンにおいては父の正和さんの手配であることは間違いないですが、小学2年生のうちから毎日かかさない練習なんて並大抵のことではできません。

笹生選手の背景にどんな思いがつまっているのでしょうか。


想像すると、計り知れないほどのゴルフへの情熱が込められてるのだと伺い知ることができそうです。


世界ランキング9位を獲得して夢の第一段階を叶えたいま、将来がとても気になるプロゴルファーです。


これからが本番な力強いプレイを楽しみにしています!


最後までご覧いただき、ありがとうございます。